箱の中

2016年05月27日

シュレディンガーの猫





鹿島でや海外組の合宿でリハビリを行なうことで、ウシーさんの様子を一部ですが見ることが出来る様になりました。

毎日のように見学者によってウシーさんの様子が伝わってきます。
怪我をする前のウシーさんと、現在のウシーさんとの違いに、もしかしたら愕然としている人もいるかもしれません。
マスコミも不安を煽るような記事を書いていますし。


ロバは文系なのでもしかしたらこの認識は間違っているかもしれませんが、
シュレディンガーの猫みたいだな…と



実験中の箱の中には、生きている猫と死んだ猫が同時に存在している。
箱を開けた途端に、それがどちらか一つになる。


今のウシーさんに一喜一憂している状態は、透明の箱に入れて実験途中のシュレディンガーの猫を見ている常態なんじゃないかと、思ってしまいました。



今まではヴェールに包まれていたウシーさんのリハビリの様子。
練習が公開されることで、間近でリハビリ途中のウシーさんを見てしまった。
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希望と不安が同時に存在している状態、(実験で例えると生きている猫と死んだ猫が同時に存在している状態)

なんだか、蝶になる前のサナギの中身を見てしまったかのような、「これが蝶になるのか?」という不思議な感じがします。
鹿島に現れた初日の真っ白なウシーさんを見た時は、特にそう思いました。
今は日に焼けて、サッカー選手らしくなってきましたけど。




過去に『アスリートの魂』でもリハビリの様子に密着していましたが、他のアスリート達に密着した時みたいに痛みに絶叫しながら負荷トレーニングしている姿とかはありませんでした。(本当の舞台裏を見せない所がウシーさんらしいと思いましたけど)
今回の合宿で偶然にもそれに近いシーンを目の当たりにして、何だか見てはいけないものを見てしまった気分になりました。
しかし、
リハビリしている姿を見たいわけ←この記事でも書きましたが、まさにこの姿を見ることが出来たわけです。
ここまで歯を食いしばって頑張る姿を見ると、ウシーさんの復帰への強い思いを感じることが出来て、不思議な安堵感もあるんです。


他の選手では出来ている耐性が、ウシーさんだと見慣れない事なので、「本当に大丈夫なの?」と思ってしまうこともあるのかもしれません。

ウシーさんは症例の少ない手術をして、難しいリハビリを続けている最中です。

シャルケ、JFA、執刀医、代理人の秋元さん等、ウシーさんを取り巻く人々、達の思い描く未来(希望的観測が多少入っていると思います)

ウシーさん本人が肌で感じる現状と、未来への手応え(常に期待に応えなければいけないプレッシャー)

この二つに温度差が生じていないかちょっと心配になる事もあります。



しかし、今回は日本代表監督のハリルさんが
「すぐには復帰できないと思います。本当に愚かなことをしないように。元の状況に戻るにはかなり多くのリハビリ、かなり長い時間をかけていかないといけない」
周囲を牽制する様な発言をしています。
この愚かなこととは、一体なんなのでしょうか?過去の例に当てはめてみたいと思います。

・手術前に親善試合に出した事

次はパリのドクター?でも書きましたが、去年の3月の親善試合は監督就任直後でしたし、かなりJFA側の意向で選手選考していた部分が大きいと思います。


・シャルケでのリハビリで痛みをぶり返してしまった事

日本に帰ってたんだでも書きましたが、ハリルさんと早川さんと2月にドイツで会食した時点で、ウシーさんの日本帰国が決まったんだと思います。


直近ではこの二つの様なことを指すのではないかと思います。
今までのウシーさんと日本代表との関係を見ていても、JFAは愚行ばかり犯していると思いますけど。




こんな事を書いていても、実際はウシーさんの本心がどこにあるのかなんて分かりません。
全ては推測の領域です。
ハリルさんの行いも、救いになっているのかもしれませんし、もしかしたら逆にプレッシャーに感じているかもしれません。




もう、試合に出ているウシーさんを一年以上見ていませんが、この手術を選択した事のへ答えを得るには、まだ暫く時間が掛かりそうです。
もしかしたら、ウシーさんがおじいちゃんになって人生を振り返る時に、何かしらの答えが出てくるのかもしれません。










【余談】

全然関係ないですけど…今回の記事を書いていて頭の中に思い浮かんだキーワード

普段見ることはない箱の中
 
 
 
昔読んだ京極夏彦の「魍魎の匣」という小説を思い出してしまいました。
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去年からある顎の横にあるこの気になるニキビ。

読んだ人にしか分らない内容で申し訳ありませんが。
この小説の登場人物の加菜子の首筋にニキビを見つけた頼子の気分です。(そしてその後、加菜子はの中の娘になってしまうんですよ…)

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14-15シーズンのウシーさんがあまりにも人間離れした神がかり的な美しさがあったもので…
ロバもピッチに立っているウシーさんをどこか神聖視している部分があるのでしょうね……。




「シュレディンガーの猫」 「リハビリ中のウシーさん」 「匣の中の娘」

ロバにとってはどれもが禁断のヴェールに包まれた、しかし覗いてみたい箱の中身です。







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