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2019年03月19日

左サイドのお2人さん


私はサッカー経験者でもないし、何も知らない素人なので、試合を見る時は戦術なんてあんまり考えません。


川崎戦の前も
『川崎は戦術があるから』
『今の鹿島には戦術というものがない』
とか言う意見をネット上でよく見かけましたが、正直「何言ってるんだろうこの人たち」と思っていました。

あんなに『戦術が~戦術が~』と言われていたのにFKでしか得点できなかった川崎と、ロングボール一本から得点した鹿島。
引き分けだったけど、一体どちらのチームにその『戦術』とやらがあったのだろうかと。


試合後のインタビューでも、川崎の裏を突いたロングボールでアシストしたウシーさんが
コンパクトに守ってくるのが現代サッカー。タッチラインからタッチラインまで(の距離を)蹴れれば守備も何もない。言い切っていました。
ウシーさんが"現代サッカー"という言葉を使う時って、皮肉って聞こえるのは何故だろう…


ウシーさんは戦術理解度が高いと言われていますが、今流行の『サッカーを言語化する』とは逆行した擬音語をたくさん使ったインタビューを読むと小気味良ささえ感じてしまいます。
過去には『ピッコロさん』や『ピカチュウ』、『タンポポみたいなサッカー』も登場しましたね。

私はどちらかというと、勝ちたい気持ちと気持ちのぶつかり合いを単純に楽しみたい派なので、『5レーンが~』とか『言語化~』とかいう言葉を聞くと途端に気持ちが萎えてしまう。
だから理論武装した人たちとは敢えて逆をいく、ちょっと捻くれた所のあるウシーさんに強く惹かれます。



内田篤人のサッカーの上手さって何?って聞かれたら、細かい事は分からないので「人の心を読むのが上手いこと」じゃないかって答えます。
敵をイライラさせてカード出させるのも上手いし、不意をつくタイミングで攻め上がり、守備では絶妙なポジショニングで敵のパスコースを防ぐ。
全て『相手がこれをされたら嫌だろうな』という推測から来ている動きなんだろうなと。

そして味方を気持ちよくサッカーさせるのも上手い。
最近は可愛い後輩達の育成に余念がないですね。







前置きが長くなりましたが、この前の札幌戦でウシーさんとは反対サイドの2人の選手が気になったのでこの2人にスポットを当てたいと思います。

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町田選手よりも大きなサイズのパンツを穿いている様に見えるのは目の錯覚か?










左サイドの安部選手と安西選手。
今シーズンに入って特に明暗が分かれてきているこの2人。

実際に現場で見てプレーにも感じるものがありました。
ウシーさんは兎に角、左サイドを常に見ている。
安西選手のポジショニングを修正して安部選手を出来るだけフリーにし、自分がボールを持ったら対角線にいる安部選手にサイドチェンジをしたい。
そんな場面を何度か見ましたが、安部選手の動き出しが遅く二度ほどボールがラインを割っていました。それにもったいないファールを貰ったりと、気持ちだけが空回りしているようにも見えました。

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彼は鹿島の10番を背負う重みに耐えかねているのでしょうか?






一方、安西選手は攻守の切り替えにメリハリがつき、動きにも迫力とキレが出てきました。
湘南戦のゴールに札幌戦でのアシストと結果も付いてきたし、初の日本代表にも選出されました。
安西選手はインタビューでも必ずと言っていいほど篤人君という言葉が出てくるほどウシーさんは大きな存在。

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ウシーさんが戻ってくると分かっていながらも鹿島に来た事が
サッカー人生の大きなターニングポイントになったのでは?






しかし、今だけを見ると明暗がはっきりと分かれたように見えますが、これが一年後二年後に一体どうなっているのでしょうか?




これは勝手な見立てですが…
安部選手はちょっと頑固な所がある。でもそれは言い換えると自分の考えをちゃんと持っている。
サッカーでも誰かに言われて動くというよりも、自分で考えて動くタイプだと思います。
今、あまりうまくいってないように見えるのは、その自分の考えと周りの考えを衝突させてないから他の選手達と意識を共通できない、同じビジョンが見れてないのではないでしょうか。
だから自分の殻に閉じこもっているように見えます。
でもこういうタイプって一度自力で殻を破ると、自分の考えをちゃんと持っているのでどんな所に行っても適応できるようになると思うんですけどね。



中学生の頃から本田圭祐選手の薫陶を受けて育っていますし、本人も↓↓↓こう言っているのであまり心配する事はないと思います。


「夢をもって、それを周囲に言って、自分の逃げ道をなくす。素晴らしい考え方だと思いましたし、同時に強い人間じゃなければできないことだと思いました」


今、正にその状態に自らを追い込んでいってるのね(笑)
ウシーさんが言うようにこういう選手って海外向きなんだろうな。
(東京五輪もあるし来年大きく動きそうですね。鹿島の10番を背負って満足しているだけの選手ではないでしょう)







そして安西選手。
今の所、全てが上手く行っているように見えます。
彼が日本代表に選出された途端に、代表戦を見るのが楽しみで仕方なくなった。
ホント何年振りだろうか…

しかし、代表戦は鹿島とは違います。
同じポジションの選手は皆ライバルです。
誰も教えてはくれません。
ウシーさんみたいに的確にリモートコントロールしてくれる優しい先輩はいません。
(安西選手は頭で考えるより身体で覚えるタイプだと思う)

今、内田篤人というSBでは歴代日本で一番の経験値を持った選手がチームメイトで、しかも惜しみなく自分の経験を伝授してくれる内に、ちゃんとそれを咀嚼して自分のものとしておかないと、それ止まりの選手になってしまいます。
ウシーさんのいう事をただ聞くだけでなく、そこにちゃんと自分を乗っけていかないと違うチームでプレーする時に臨機応変に対応できない鹿島専用機になってしまいます。

酒井高徳選手も日本代表に最初出てきた時は左右SBの出来る貴重な選手だと思っていたんですけど、これといった特徴もなく代表にも呼ばれなくなってしまいました。
そうならないように、安西選手には頑張ってほしいです。

日本代表に選ばれた彼が、一体どういう動きをするのか今から楽しみでもあるし、怖くもある。

そして今のところ"内田篤人一色"に染まっている彼が、代表選手達と交わる事でどう変化するのか(安西選手は周りの影響を受けやすそうに見える)。
鹿島に帰って来て良い方向で出るのか悪い方向に出るのか、ちょっと興味深い。








『俺を信じろ。お前を信じる俺を信じろ』
エルゴラの選手名鑑に載ってたんですけど…(コレ本当に本人が言ったのかな?w)

この言葉をもし本人が言っていたのならば、これは誰に向けられた言葉なのでしょうか?
鹿島の選手全体に言った言葉なのかもしれませんが、色々想像すると面白いですね。

私の中では、左の最奥に蹴られたサイドチェンジのロングパスにこの言葉をのっけるのが一番しっくりきます。












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sirokuma1420 at 23:07│考察 | 選手
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